2013年5月6日月曜日

グループ


通学課程の授業では、実習作業を教えている。実習は基本的にグループ作業である。

現在の高校までの授業では、ほとんど「グループ制作」というものがない。あってもかなりレアなケースである。知識詰め込み系の授業や、受験に関係のある教科は、基本的に「個人プレー」である。他人よりもよい評価を得るため、だからだ。
しかし、考えてみれば、社会に出て仕事をするときに、個人プレーで最初から最後まで遂行することはほとんどない。どこかで、いつかは、必ず、他人とかかわり合うことになる。

まずは、グループを組ませるまでが、大変である。
無難なのは名簿順、とか、出席番号で割り振る、とかいう方法である。ランダムに組ませる場合、学生に有無を言わせない条件であれば、こういった方法になることが多い。
問題になるのは、作業するプロジェクトの進行方法である。

最終的には「作品を作る」ことが目的である。しかし、グループだと初日から波瀾万丈になってしまうのである。

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