2013年5月17日金曜日

おまかせ


授業開始後、30分くらい学生さんだけにして、その間にグループを組んでおいてね、という作戦をとっていた。仲良しするためのグループではないので、作業することを念頭に置いてグループ決めてね、と最初に釘を刺しておく。

10年ほど前は、何となく誰かが議長になってグループの組み方を決めていた。話し合いである。
いろいろな方法があるが、先にリーダーを決めてメンバーを取り合ったりトレードしたり、仲良しをあらかじめ分けておいたり、それまでの授業の成果を見ながら得意分野がかぶらないようにしたりする。

じゃんけんとかくじ引きで決めるようになったのは、7-8年ほど前だ。20人ほどで「話し合い」が成立しなくなってきたからだ。最初に誰かが手を挙げて、「あみだくじしまーす。反対の人はいますかー。いませんねー。ではあみだくじを黒板に書きまーす」で終わりである。5分もあれば終了である。
ここ数年は話し合いもなく、先生が決めてください、という「他人任せ」クラスもあった。

話し合いができない、という状況はいかがなものか、とふと不安になることがある。

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