2020年5月10日日曜日

窓口

こういったわけで、引き続き事務書類を作成している。
提出先によって、必要な書類がその都度違うので、揃えるのに神経を使う。「出生から死亡までの戸籍謄本全部」が必要なものがいくつかある。このご時世なので、戸籍のある役所に郵送で請求を出す。不要不急、ではないにせよ、郵送で済むなら済ませようという作戦に出ることにした。
役所宛に書類を作成し、返信用封筒を入れて、定額小為替を同封する、というのが、ほぼ全国共通のアナログな請求方法である。これとて、マイナンバーカードがあり、コンビニで謄本が入手できれば、お手軽で早く確実、大規模予算をかけてシステム構築した恩恵に他ならないと思うのだが。居住地の書類ならすぐに取りに行けるので、遠隔地のめったに使用しない証明書類の取り寄せになら、マイナンバーカードに巨額の予算を投じたありがたみがあるだろう。でもそうはならないので、数十年前と同様に、アナログな作業を進めることになる。
で、書類を作成して発送しに郵便局へ向かう。ところがびっくりの長蛇の列である。通常、郵便局の「行列」と言えば、年金支給日に窓口でハンコついて現金引き出しする高齢者の行列なのだが、いわゆる「郵便」窓口が長蛇の列で、たいがいの人が定形外郵便の大きな封筒やゆうパック発送用の段ボール箱を抱えている。20分ほど行列に並んで、やっと返信封書用の切手を数枚買って、役所宛の書類を発送した。
外出自粛は、郵便や宅配便など、「配達業」の繁忙期となっているのかもしれない。

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