2020年3月17日火曜日

ごぶさた

しばらく文章を書くことをサボっていた。
最後に更新した7月より少し前、母親の体調が悪くなり、入院した。入院中に介護認定を受けて、秋口から施設住まいになった。
老夫婦二人暮らしだったので、老老介護は難しいだろうと考えたからだ。
手続きや引っ越しで夏はバタバタしており、9月は授業が毎年一番忙しい時期だ。10月になってやっとぼちぼち息をついて、実家と施設とを週2回ほど往来、様子を見ている。
同居人の親が具合が悪くなったのが20年弱ほど前。その頃とはまったく「介護状況」が違っていて、びっくりである。それが「進化」なのかどうかはさておいて、である。
20年ほど前は、「在宅介護」のシステムの過渡期だったのだろう。途中で制度が変わって、ヘルパーさんの仕事の分担や担当時間などが変更になったりした。あるヘルパーさんは、料理はするが買い物はしない。あるヘルパーさんは、掃除はするが料理はしない。仕事の分担が変わったり、途中で違うヘルパーさんが来たりした。その都度、呼び出されて、家の案内や家事の手順など説明する。お手伝いさん、というのを使ったことがないので、手伝ってもらう側ももどかしい。病気だったこともあって、慣れた頃にはしばらく入院、数週間後の退院時はまた違うヘルパーさんが来て、と何だか気ぜわしかったことを思い出す。

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