2016年9月4日日曜日

空調

毎年夏は美術館での催事記録撮影というお仕事である。担当の催事は夏休みに併せた企画になるので、必然的に、学校の授業が終了するとほぼ同時に、美術館の作業が始まり、そちらが終わると同時に、学校の授業が始まる。夏休みはどうだったか、と言えば、美術館の作業中、である。ほぼ20年以上もこういったペースなので、学生の顔を見ずに済むことが「夏休み」であると思うようにしている。課題を考えなくても良いし、評価もしなくても良いので、ある意味では単純に作業に集中できる、というものである。
とは言え、真夏の作業ではある。外は炎天下、美術館内は空調が効いている、のだが、人間様用に調整しているわけではない。当然だが、外気温との差は、「クールビズ」仕様ではない。館内にずーっといればかなり冷えてくる。時々、外に「暖まりに」出なくてはならない。
一方自宅作業は、西南向きの部屋、屋根裏なしなので、暑い。こちらは全館冷暖房完備ではないので、出入りのたびに温度差が気になる。冬と違ってやはり能率が悪い。振り返ると悪すぎる。夏は仕事しない方が健全だと思わざるを得ない。
さてそこで、自宅のエアコンも15年選手なので、今年はいっちょはりこんで買い換えてみた。

電気製品の進歩は甚だしく、なかなか冷えなかったのが、一気に「快適」モードである。…でもやっぱり能率はいまいち上がらない。夏に弱い体質だと、自分に言い訳している今日この頃である。 

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