さて、どうして「ぼっち」を思い出したか、と言うと。
先日、授業の休み時間にトイレに行った。個室に入ったら、ドアの重さがいつもと違う。扉の内側には荷物をひっかけるためのフックがあるのだが、そこに小さな手提げ袋が下がっている。忘れものらしい。どこかに届けた方がいいかなあと、袋をとって、同じフロアの研究室に向かう。
洗面所を使うのは、概ね研究室のスタッフか、担当授業に出席している学生が多く、部外者は少ない。研究室に忘れものらしい、と届けたらスタッフが中身を確認する。中身の入った弁当である。
中を確認したスタッフと、顔を見合わせて、真っ先に確認したのは、「トイレでぼっちメシしようとした?」。
いやいや、いまどきそんな学生はいないでしょうねえ。と笑いながらトイレの個室のドアに貼り紙をしに行った。「お弁当を研究室でお預かりしています」。
お昼休みに学生が一人慌てて取りに来たそうだ。
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