2018年6月1日金曜日

参加

同居人が、図工の先生になろうと思ったのは、ひとむかし前、既に四半世紀以上になるのだが、当然のように時代はデジタルではなく、アナログであった。自分でいろいろと勉強しようと思ったようで、さまざまな「自主研究会」に参加していた。職場の研修会とは別に、有志の研究会というのがいろいろとあった時代である。勉強するテーマや、内容によっていろいろなグループがあったようだ。それなりのそれぞれが活発に動いていたのが、7−80年代頃のことだったのだろう。
たいてい運営する側、というのは、ボランティアに近いものになる。勉強する代金を徴収する営利団体ではないからだ。まあだからこそ、卒業した学校や、師事した先生、勤務している学校やエリアといった境界のない集まりにもなったのだろう。
同居人が最近顔を出している研究会も、運営する側はボランティアである。最近愚痴っているのは、運営する側が「打ち上げ」する飲み会の支出額が大きくなってきていることだ。日当は出さないので、弁当代や飲み会が「必要経費」として計上されているようだ。なんだかそれが、さもしい感じがする、と言いながら、研究会の会計書類を眺めている。

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