2015年8月25日火曜日

結果

同居人の大学の方は7月末が学期末、授業終了だった。

最近の講義科目は、1学期内完結方式のようで、概ね15回ほどが1クール、という感じである。
私の頃は1年間26回が基準だったので、その半分である。中だるみせずに済むかもしれないと思う反面、がっつり内容のあるものなら、物足りない感じもする。

同居人の今年の講義は登録が90前後と、以前に比べるとずいぶん減った。担当し始めた当初は200人近くいたので、ほぼ半分程度である。ひとつは「出席はがっちり、抜き打ちテスト2回、その他に授業内机上レポート2回、テスト期間内の試験なし」が行き渡り、一方でウラ番組というか選択肢である授業がいくつか増えた、というところである。名簿を見ると、2年生以上の受講者が激減している。2年生では学生生活が楽しくなり、夏休みや学園祭のドロップアウト、3年生の「自分の制作が忙しくなる」、4年生の「就職活動」「教育実習」「介護実習」による公欠と「卒業制作」の方が切羽つまってくる、という事情がある。公欠では、出席は確保できても授業の内容が確保できるわけではなく、抜き打ちテストや机上レポートに対処できないからだ。

そのせいかどうかわからないが、受講生の8割以上は1年生である。昨今の大学生は現役合格が多いので、高校生の延長であり、「真面目」かどうかはともかく、とりあえず「教室にはやってくる」習性がある。

集計してみると、出席日数でアウトなのは、4〜5名程度、授業中に「居た」かもしれないが授業を「聞いていない」ので出席はまあクリアだがテストやレポートはさんざんなので、明らかに無理、というのが2-3名。したがってドロップアウトが1割未満、当たって砕けろとか、とりあえず登録してあわよくば単位がもらえるかもしれない、という選択傾向が減ったので、授業の計画と進行はスムーズにいった年だったようだ。 

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