さて、学芸員のことである。
大臣さんも、あるいは反論している人もそうなのだとおもうが、学芸員という立場とか職業自体がかなり大雑把なイメージなのかなあと思う。
博物館に勤務、している学芸員であっても、自治体が雇用していたり、財団が雇用していたり、とそれぞれまちまち。終身雇用の人もいれば、1年または数年契約だったりする人もいる。嘱託で学芸員の業務をする人もいれば、ボランティアで参加している人もいる。展示と普及活動を学芸員が同時に担う施設もあれば、展示だけ、普及だけと、別々に活動している施設もある。
十人十色、ということばがあるが、博物館、学芸員ごとに、やっている仕事もそれぞれ違う。大臣が「なんじゃこいつ」と思った人が、学芸員の「ひとり」だったとしても、それが学芸員すべて同じ、というわけではない。
そんなこと言えば、政治資金でワインや、子供服、当の発言者は高級玉子を買っていた。政治に関係ないお買い物をするような議員は一掃しろ、という論法になる。
まあある意味で、社会的な話題にはなったのかもしれないが。
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