通学している学生は夏休み、こちらも当然夏休みなので、学生や学校ネタはお休み。
ところが、学校には通信教育課程というのがあって、こちらは夏休みは通学生が来ない校舎を使って、スクーリングという面接授業中。施設の方はフル稼働である。
通っている学校の通信教育課程というのは、ずいぶん前からあって、1951年というから、年季のいったものである。
私が学生の頃から、夏休みは私物を持って帰るようにと、教務課があちこちに貼り紙をしていた。夏休み中は、全く別の学生が、全く別の授業をしたりするのである。通学生の試験が終わるとすぐ、学生のアルバイトを動員して、学内の模様替えである。8月終わり頃にはスクーリングも終わるので、通学生のための現状復帰である。
もちろんそれに合わせた商売というのもあって、学校周辺の安アパートでは、「夏期休暇中の又貸し」というのがあった。まあ家財道具が少なかった頃で、貧乏学生だし、8月分の家賃はただになるし、というものである。盗られて困るようなものがない男子学生でそういうアパートに入居したのがいた。9月に戻ってきたら、むしろ備蓄食料が増えてた、などという話もあった。
学校に通うのに車を使っている学生は、周辺の民間駐車場を借りていたが、こちらも「夏期休暇中の又貸し」制度あり、というのがあった。
今は、学生の所持品もたくさん増えた一方、車を持つ学生が減っていたりして、スクーリング学生相手の商売というのも、ずいぶんと様変わりしたのではないかしらん。
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