同居人は、身体内部からチューブを出して、内蔵外付け、という風情である。外付けの膀胱を「ウロバッグ」と称するらしい。これがあれば、日常生活は大丈夫ですよ、などと言われて1週間ほど生活してみた。1週間後に、クリニックで「外しましょう」。晴れて解放されたものの、数時間後にはまた具合が悪くなり、クリニックに逆戻り。再び「外付け」状態である。結局抜本的な解決策として手術をすることになり、仕事の切れ目をにらんで、3月半ばに手術をスケジューリングした。
それが暮れもギリギリに押し迫った28日頃、当然のように年末年始のスケジュールは吹っ飛んだ。おせちどころではない。大晦日も元旦もおかゆだった。
外付け生活に慣れてきたのが1月半ば、その頃から手術に向けて各種検査や自己採血などのスケジュールが組まれ、病院行きが最優先である。
まあ、これをアップロードした時点で、無事手術は終了し、「外付け」生活は卒業したものの、手術後の体調は即座には戻らない。現在も体調には波があり、恐る恐る暮らしている、という感じだ。