先月の終わりは、同居人につきあって、九州弾丸ドライブというのを敢行した。
鹿児島へプロパンガスのボンベを引き取りに行かなくてはならなかったからである。
小さなボンベなのだが、まだ中身が入っている。どう見ても危険物扱いである。宅配や郵送は不可、もちろん飛行機や新幹線などへの持ち込みも不可、なので、自分で抱えるしかない。
結局いろいろと同居人が調べて、大阪までクルマで陸路、大阪から九州往復はフェリー、という作戦になった。旅行の計画と手配が得意な同居人である。
鹿児島から別府までドライブ、高校の修学旅行以来である。
変わった風景と言えば山越えの高速道路、変わらない風景と言えばのどかな田園風景、というところだろうか。それでも田園風景には、以前にはなかったものが点在していた。いわゆる、メガソーラー発電所、太陽電池である。
広い田畑の一角、段々畑のみかん畑の真ん中に、「メガソーラーどこそこ発電所」という看板付きである。
首都圏では大規模な「平地」というのがないので、こういった施設はあまり見かけない。埼玉もだいぶ郊外にならないと「発電所」くらいの規模にはならない。そう言えば、その前に行った福島辺りの高速道路付近も、「発電所」が多かった。
畑より発電、林業より発電、な時代なのかもしれない。新聞には「再生エネルギー」バブル崩壊、などという記事がでていたのが気になる。
政府とて、こういった風景を見ていないわけではないだろうに。
0 件のコメント:
コメントを投稿