2023年1月4日水曜日

年賀状

 年末年始恒例の作業で「年賀状」というのがある。海外からだと、12月初めにクリスマスカードをやりとりすることが多い。いずれにせよ「ご挨拶」ではある。

ここ数年多くなってきたのが「年賀状じまい」を書き添えた「ご挨拶」である。定年退職、引っ越し、高齢、何となく理由がないのもある。一方、「年賀状じまい」もなく、返信もない、という人もいる。訃報がないので、こちらから止めるのもナンだなあ、と思いつつ、住所録を眺める。

「年賀状を送ることを控えることにしました」というご挨拶に対して、こちらが困るのは、「ちょっと返事は勘弁してね。でも年賀状は送ってくれて構わない」のか、「年賀状を送ってくれるのも勘弁してね」なのか、「音信不通希望」で「絶縁希望」でそもそも「住所録から削除してくれ」なのか、よく分からないことである。

年賀状だけで繋がっている友人もそれなりにおり、そういった人に「年賀状を控えることにしましたが、これからも変わらぬ交流をしたいです」と書かれた日には、変わらぬ交流とは年賀状だけだったのではあるまいかと突っ込みたくなる。どうすればいいのかしら。

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