入構禁止措置緩和の中、授業が始まった。外出自粛中、講義科目はインターネットを利用した「オンライン授業」になった。授業を録画した「オンデマンド」方式、生中継だとテレビ会議のような「zoom」授業、ゼミなどではやりとりが多く「microsoft team」授業、などなど、さまざまな方法があって、研究室でも試行錯誤中である。教わる方も初めてなら、教える方も初めてなので、手探り状態である。当方、実技授業なので、オンラインに向く内容ではなく、幸い、なのか不幸なのかよく分からないが、今のところ「オールドスタイル」なスタンスである。
研究室で様子を聞いていると、オンライン授業もメリットあり、デメリットあり、なので、どのあたりが折り合いのつけどころなのかも、手探り状態。まだ日本未入国の留学生もいるのだが、海外ともインターネットならオンライン授業で進行することが出来る反面、受講者数が多い講義形式だと学生はマイクをオフにしてしまうので「講義を聞いているのか、別に音楽を聴いているのか分からん」という状況になるらしい。対面で学生の反応が見えにくいし把握しにくいこともあり、レポートやミニテストが多くなった授業も多く、以前よりも「むしろ大変」という声も聞く。
「今日の感染者数」がニュースのトップ、東京では感染者数増加の今日この頃、講義科目は今のところ後期も引き続きオンライン、が基本的な方針らしい。いや、大変な年度である。
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